寒いですね~(^_-)
というか、これまでが暖か過ぎでしたね。
外は寒いけど、心がぽかぽかになる出来事がありました。
小学校でのこと~1年生のある男の子が、歌のテストを受けた後、自分の席に戻って泣いてしまったんです。
その男の子はいつも明るく元気がいいのですが、テストでは全然声が出てなくて。
顔も、これまで見たことないくらいにこわばっていました。
私は思うように歌えなくて、悔しかったのかなと思っていて、
同じように思った担任の先生が「悔しいの?どうしたの?」って声を掛けたら、
その子は「うれしい、うれしい。」と言って、またオイオイ泣いたんです。
上手く声が出せなかったけど、ほかの子がちゃんと聞いてくれて、
中には小声で歌って応援してくれる子もいて、
先生も「ちゃんと聞こえたよ。」って言ってくれて。
それがうれしくて泣けちゃったんですって。
わけを聞いてクラスのみんながにこり。
その雰囲気がとても、とても温かくて~、最高でした♡
こんなかわいい涙なら誰でも受け止められると思うのですが、
悲しい、苦しいといって子どもに泣かれるのが苦手なママは少なくないのでは・・・。
一昔前に比べて、今の方が「泣きたいときは泣けばいい」「泣きたいだけ泣いたらいい」
と言われるようになりました。
いいことだな~、子どもも大人も、男も女も、
もっともっと気持ちよく泣ける世の中になっていくといいな~と私は思っています。
そんな私ですが、わが子に泣かれるのが超、超、超苦手なママでした。
おもちゃや食べ物ではぐらかすだけでなく、
子どもたちが赤ちゃんの頃は、おっぱいをあげて黙らせてしまっていました。
黙らせようと思ってしたわけでなく、泣き声に耐えられなくて咄嗟にという感じでです。
なぜ私がそのような母親だったかというと、それには理由があるんです。
それは、
私自身が思い切り泣いてくることができなかった大人だったからなのです。
成長する過程で、思いのまま泣くことができた子どもは、
他人の泣きにも寛大で、自然体でいられます。
優しい子に育つと言われます。
涙は心の自然治癒力と言われるくらい大事な役目があって、
涙を流すことで悲しみや辛さが溶けていくため、
心ゆくまで泣けた子は、ネガティブな感情をその場で浄化することができました。
私はそれができず、ぐっとのどを詰め、悲しみや苦しみが溜めていました。
それらがわが子の泣きで響いてしまったんですね。
今の私は、それらを癒やし、クリアにしたので、他人の泣き声もクリアに聞けます。
泣きたいだけ泣いていいよと思えるし、泣き顔をかわいいな〜と感じる余裕もあります。
だから、我が子の泣きが受け止められないママも理由がわかればあんしんですよね!
ぜひ、ご相談くださいね。
どんな私もOK、どんな私も認めてあげようって聞くことありますよね。
それと、泣くこと、私は関係が大アリだと思っているのです。
「痛くない、痛くない」「怖くない、怖くない」「そんなに怒らない」
と言われて、泣くことを止められる体験は、
感じてはいけない気持ちがあると教えることに繋がってしまいます。
うれしい!楽しい!おもしろい等は歓迎できる感情で、悲しい、悔しい、怒り等は・・・
悲しい、悔しい、怒り、、は歓迎したくない・・・
そうではなく、感情に良い感情、悪い感情はないのですね。
どんな気持ちOK。
ちょっと上手く説明できなかったですが(^_-)、「泣くこと」は結構奥が深いと思っています。
日本の「泣かずにがんばれ!」の元は戦争や敗戦の体験だと言われますし。
とにかく、読んでくださった皆様が、今後、「涙は心の自然治癒力」を意識してくださるとうれしいです。
思いっきり泣いた後はスッキリするけど、泣かずにモヤモヤを抱えた状態はなかなかスッキリしませんね。